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ESD授業デザインプロジェクト
NEWS LETTER No.12
ESD Lesson Design Project
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昨年は、お世話になりました。
本年もよろしくおねがいします。
■「ESD授業デザインプロジェクト公開研究会2007 Vol.3」
12月2日、宇都宮市の宇都宮大学でESD学校教育研究会主催の「ESD授業デザインプロジェクト公開研究会2007 Vol.3」を行ました。
今公開研究会ではまずESD学校教育研究会の長岡素彦(持続可能な開発のための教育の10年さいたま・代表)が「ESDについて」、栃木県環境森林部環境森林政策課課長補佐今井清人氏が「栃木県における環境学習の取組について」、ワイズティーネットワーク株式会社代表取締役社長根本泰昌氏の事例報告などが行われた。
続いて、宇都宮大学教育学部環境教育課程4年の中富千尋氏の「スウェーデンの環境教育とESD」、宇都宮大学教育学部陣内雄次教授(当研究会)の「オーストラリアにおける環境共生の暮らし(パーマカルチャー)現地調査の報告」などの海外の事例報告がされた。
午後には、北海道教育大学附属旭川中学校教諭の松田剛史(当同研究会)の「持続可能な社会のあり方を考える授業展開の工夫 ~映像資料を用いた取り組み~」が行われた。
松田剛史氏は大阪で塾勤めなどして北海道で教員となり道内の中学校を経て現任校で社会科の教員を務めながら、北海道開発教育ネットワーク(D-net)などで市民として開発教育を行っている。
まず、アイスブレイクからはじめ、データの書かれた地図を手がかりにNHKがESDを意識して制作した番組「地球データマップ」を見ながら世界のありかたを考えるグループワーク形式模擬授業を行った。ここでは、参加者が単に映像を見て感想を書くといったものではなく、国際関係や先進国と開発途上国の関係や命や食のありかたなどを体感できるようになっている授業展開の工夫がなされていた。
また、総合的学習時間でのグローカル(クローバルとローカルをつなげて考える用語)の学習指導案や中学校社会科の教科の中でのESD持続可能な開発のための教育の試みなどが説明された。
その後の持続可能な開発のための教育の授業デザインワークショップでは参加者との質疑も交えて、「生徒や学習者の学びをどう支援するか」という立場から学校教育と社会教育・市民学習の関係、地域と学校のあり方などが論議された。
そして、今授業に必要な「授業デザイン力」として「デザインスキル」、以外に「場をつくる力」「コーディネート力」「表現力」「受発信力」などの必要性が論議された。
松田氏は、「授業デザイン力」として関係づくりの力をあげ、仲間とつくること、他の教科の先生とつくるも地域とつくる、団体とつくることの重要性を語った。
■2007年度の今まで
12/2 ESD授業デザインプロジェクト公開研究会 vol3 in宇都宮
11/11 ESD授業デザインプロジェクト公開研究会 vol2 in東京
8/18.19 ESD(持続可能な開発のための教育)授業デザインフェスタ
8/4・第25回開発教育全国研究集会ラウンドテーブル 「ESD授業デザインプロジェクト」
5/12 ESD授業デザインプロジェクト研究会 2007 Vol1 inさいたま
■ESD-J全国ミーティング2008
今年は2日間に時間枠を拡大し、ESDに関する国内外の動き、ESD-Jの取り組み、会員の皆さんによる全国各地の動きを共有する時間をたっぷり用意しました。また2日目には、ESDの中身を議論する「ESD研究会」も開催します。
日時:3月8日(土)13:30~18:00(18:30~交流会)-9日(日)10:00~16:30
会場:立教大学 7号館
「ESDの今を共有し、これからを議論する場」として毎年開催しているESD-J全国ミーティング。今年は2日間に時間枠を拡大し、ESDに関する国内外の動き、ESD-Jの取り組み、会員の皆さんによる全国各地の動きを共有する時間をたっぷり用意しました。また2日目には、ESDの中身を議論する「ESD研究会」も開催します。
参加のお申し込みは、1月中旬に改めてご案内いたします。ぜひ、全国ミーティングへ参加いただき、ESDのこれからを共につくっていきましょう!
<開催概要>
◆日時:3月8日(土)13:30~18:00(18:30~交流会) 9日(日)10:00~16:30
◆会場:立教大学 7号館 (アクセスマップ)
◆参加費:2日間参加:5,000円(会員/学生:2,000円)
1日のみ参加:3,000円(会員/学生:1000円)
◆申し込み:1月中旬より開始予定
◆スケジュール(予定):
3月8日(土)
1.全体会 「ESDの今とこれからを知る」
◆世界のESDはどう動いているのか?(中間年に向けた動き)
◆日本政府のESD推進方策とは?(円卓会議、各省の施策)
◆地域で動くESD、大学が取り組むESD
◆ESD-Jの中期戦略と2008年度に目指すもの
◆ESD研究会に向けて ~各セッションからの問題提起~
2.分科会 「各地・各分野のESDを共有しよう!」(発表団体近日公募予定)
3.交流会
3月9日(日)
4. 5つのESD研究会 「ESDのこれからを議論する」
セッション1:地域でESDを促進する「しくみ」とは?
セッション2:都市と農村とESD、食と農を切り口に
セッション3:学校でのESD実践、ESD教材
セッション4:ESDを進めるコーディネーターとその養成
セッション5:アジア各国のESD実践共有とネットワーク形成
5.全体会 5つの「ESDのこれから」を話し合う
詳細
http://www.esd-j.org/archives/000605.html#more
■持続可能な開発ための教育の10年さいたま(ESDさいたま)のプロジェクト■
持続可能な開発ための教育の10年さいたま(ESDさいたま)のプロジェクトの実施内容・予定などをお知らせします
3/22にESDフォーラムを開催予定です。
■ESDワークショップ
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~演劇ワークショップで学ぶ~
地球とつながる身近なくらし
3月15日には「みちばた劇まつり」・路上演劇祭 川口もあります。
http://ricorico.ws/
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第1回 「食から考える持続可能な世界と地域」
2月3日(日) 13時~17時 さいたま市下落合コミュニティセンター第1会議室
講師:神直子さん(Bridge for Peace)
身近な食とアジアについて演劇的ワークショップ
さいたま市下落合コミュニティセンター JR与野駅 徒歩3分
埼玉県さいたま市中央区大字下落合1712 NW-301・401 048-
834-0570
http://www.shisetsu.city.saitama.jp/Public/PC/shisetsu2/312.html
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第2回 「木とまちについて考える」
2月16日(土) 13時~17時 かわぐち市民パートナーステーション多目的室
講師:竹森茂子さん(演劇ワークショップファシリテータ)
体を動かすことで新たな発見をする。
「木」の気持ちになることで森林の現状等を体感する。
かわぐち市民パートナーステーション JR川口駅 徒歩2分
埼玉県川口市川口1-1-1 キュポ・ラ本館棟M4階 048-227-7633
http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/ctg/16579999/16579999.html
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第3回 「アジアの環境教材と日本のくらし」仮称
2月23日(土)13時~17時 かわぐち市民パートナーステーション多目的室
講師 ACCU 財団法人ユネスコアジア文化センター
・アジア地域の環境教育パッケージ教材 PLANETの紹介
・パッケージ教材をもとに演劇ワークショップ
かわぐち市民パートナーステーション JR川口駅 徒歩2分
埼玉県川口市川口1-1-1 キュポ・ラ本館棟M4階 048-227-7633
http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/ctg/16579999/16579999.html
*参加費:1回500円(保険代・資料代)
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■進行役、講師:
〔第1回〕神直子さん
〔第2回〕竹森茂子さん(ワークショップファシリテーター)
〔第3回〕ACCU 財団法人ユネスコアジア文化センター
■対象:地球とつながる身近なくらしのことに関心のある個人、NPO法人、任意団体、ボランティア団体
ワークショップ形式で自然・国際・環境・くらしのテーマについて理解を深める体験型講座です。からだを使いながら自己表現する「演劇的手法」を通じ自分と問題を結びつけることで、新たな気づきがあるかもしれません!演劇経験や知識がなくてもOKなので、一緒に楽しい時間を過ごしませんか?
主催 ピープルズシアターリコリコ
共催 持続可能な開発のための教育の10年さいたま
協力 ESD学校教育研究会
後援 ACCU 財団法人ユネスコアジア文化センター (予定)
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これらのワークショップは、平成19年度「まちづくり市民財団「まちづくり人」応援助成金」の助成を受けています。
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■ お問い合わせ・参加申し込み方法 ■
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(1)「参加希望ワークショップ名」(2)「氏名(ふりがな)」
(3)「住所」(4)「TEL」(5)「E-mail」
(6)「ひとこと」を明記の上、
以下のFAX、E-mail、WEB のいずれかにてお申し込みください。
※単発参加の場合は(7)「参加希望日」も明記してください。
ピープルズシアター・リコリコ 担当:尾上、長岡
URL:http://ricorico.ws/
E-mail:[email protected]
FAX:048-834-2052
TEL:080-3469-9182
※いただいた個人情報は、当該講座の連絡のほか、リコリコの
活動のご案内などを主な目的として使用します。
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■ ピープルズシアター・リコリコとは?
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困りごとを解決するために話し合いをすることは、あちらこちらでされています。ただ、一つ一つの課題は見えるのだけど、その背景、関係、つながりが「見えづらい」、そして、伝えたいけど「伝わらない」という悩みがありました。
そこで、私たちは「演劇的手法×まちづくり」ってどうだろう。
そんな風に思い始めました。演劇的手法の得意技は「まちづくり」が「物語」になること。自分の、社会の課題を「物語」にする。
だから、見える。だから、伝わる。
リコリコは、演劇的手法を使った社会参加の方法、「ピープルズシアター」を広げる活動を行っています。からだを動かし感じることで、ことばでわかりづらかったことがわかるようになる。いろんなことを演劇的手法でやってみたいと思っています。ちなみに、「リコリコ」は、スペイン語の「リコ(=おいしい)」が2つ。ちょっとおいしく演劇的手法しませんか?って言う意味なのです。いつでもメンバー募集中です!
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ESD学校教育研究会 ESD School Net (通称 Sネット)
事務局
〒350-1174 川越市かすみ野2-8-4 持続可能な開発のための教育の10年さいたま内
TEL 049-257-9000 FAX 049-233-0402 [email protected]
『こどもと地球の平和な未来のための教育』 http://esd.weblogs.jp/
研究会のサイト http://www.e-tiiki.net/ESD
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