岡山で岡山市と連携して開かれるESD-J全国ミーティング2013 in 岡山「未来へつなぐを現場で学ぶ」を行います。
基調講演「ESDと震災~災害教育という考え方」でRQ災害教育センター代表理事の広瀬敏通氏さん、復興の分科会4
には阿部正人さん登場です。
私が企画・運営しているこの分科会には岡山大学も参画しています。
また、私が行うポスターセッションもあります。
尚、岡山の方には参加割引があります。
分科会4「体験・実例から語る復興のコーディネート」
(6月16日9:30~ 岡山大学津島キャンパス「自然科学研究科棟」2Fにて)
宮城県南三陸町小学校教員の阿部正人氏(気仙沼在住)をゲストに、全体会でも講演いただく広瀬氏をコメンテーター
に迎え、岡大の学生の事例なども 聞きながら、震災復興でのコ―ディネーターの役割について、コ―デネーション留意
点等を整理しつつ、参加者のみなさんと一緒に考えます。
以下、予定。
◉発表
■「体験・実例から語る復興のコーディネート ー伊里前と小泉の事例を通して」
発表者 宮城県南三陸町小学校教員阿部正人氏(気仙沼在住) 60分程度
気仙沼で先進的にESDをすすめてきた阿部氏は震災復興で学校のある伊里前で学校と地域をつなぐコーディネ
ート、住んでいる小泉では地域と外部をつなぐ コー ディネートを行ってきました。
その実践報告からコ―ディネーターの役割やコ―デネーションのあり方、持続可能な復興、ESD・防災・復興
教育について語ります。
ESD関係、防災以外にも、 日本学術会議「災害と環境教育~内発的なESDからの復興の 道筋の展望~」などで
講演を行っています。
■「地域コミュニティ主導型の要援護者支援システムの提案ー岡山市民の津波避 難行動・ 意識の実態をふまえてー」
発表者 岡山大学大学院環境生命科学研究科1年 佐々木麻衣氏 15分
岡山市民の津波避難行動・意識に対する現状及び課題を、アンケート調査やシミュレーション解析をもとに明ら
かにするとともに、それら結果をふまえた地域 コミュニ ティ主導型の要援護者支援システムを提案する。
ご担当 岡山大学大学院 環境学研究科氏原岳人先生
■「安心・安全のまちづくり-留学生が見た東日本大震災-」 15分
発表者 岡山大学 王雲風氏、ジュリ・ムテ―氏、エレノア・ジェーミソン氏、秀川佳苗氏
東日本大震災の記憶は、時間が経つにつれて薄くなっているように感じられます。
しかし、南海トラフ地震など災害の危険性は常に考えなければなりません。
岡山大学では、南三陸町と気仙沼市へ留学生と向い、岡山でできることを考えてみました。
日本人とは違った外国人の気づきを通じて、安心・安全なまちづくりについて考える活動を行っています。
ご担当 岡山大学大学 地域総合研究センター岩淵泰先生
◉コメント 一般社団法人RQ災害教育センター代表理事 広瀬敏通氏 20分
11:30~13:20
◉パネルディスカション(質疑含む)・ランチミーティング
発表者・コメンテーターが並び、論議と質疑
途中、ランチしながらになります。食事を持参されるか、予約をお勧めします。
■ポスターセッション
1日目の13:00より開会までの間、及び休憩時間に会場内及びホールにてポスターセッションを行う予定です。
題名:「ESDと復興 ー 岩手編」
組織:ESD学校教育研究会
発表者:岩手大学教育学部 梶原昌五、持続可能開発のための教育の10年さいたま 長岡素彦
題名:「震災でのこども・若者の力を活かしたESD・ESDコーディネーター 持続可能な未来へ」
組織:持続可能開発のための教育の10年さいたま
発表者:持続可能開発のための教育の10年さいたま 長岡素彦
ESD-J全国ミーティング2013 in 岡山【参加者募集】
http://www.esd-j.org/j/topics/topics.php?itemid=3326&catid=89