この[ESD的]では、ESD持続可能な開発のための教育ではなく、ESD的なもの、こどもと地球の平和な未来に関係するいろいろなことについて書きます。
モーリス・ドリュオンの書いた『みどりのゆび』というフランスの童話があります。
内容は、さわると何にでも花の咲く「みどりのゆび」をもつようになったチト少年は病院などを花いっぱいにして、戦争でも・・・・
この『みどりのゆび』という童話を愛する人たちが、園芸療法のキャッチフレーズにしたり、ペンションの名前にしたりしています。
そして、多摩では「緑地保全、まちづくり、里山の農業に対する支援、基金活動や将来の子供達への環境教育も行うNPO法人」の名前になっています。
”こどもと地球の平和な未来をつくる教育”としてのESD 持続可能な開発のための教育はこのNPO法人のやっているような自然回復や環境教育ことだけと思われがちです。
しかし、『みどりのゆび』が園芸療法やペンションの名前になるような広がりをもったものであるように、”こどもと地球の平和な未来をつくる教育”ESDもいわゆる「教育」ではなく、どこにでもある空気のようでありたいと思います。
参考: みどりのゆび会報創刊号
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