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NEWS LATTER NO9
ESDコミュニケーション
2007.1.1
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昨年は、お世話になりました。
本年もよろしくおねがいします。
■「協働と学びで拓く未来」開催
市民・自治体・県と協働で「協働と学びで拓く未来」を開催しました。
12月9日、埼玉県和光市の中央公民館でフォーラム「協働と学びで拓く未来」が行われた。このフォーラムは埼玉県の「NPOと市町村との協働アイデア提案会」でプランを提案した「持続可能な開発のための教育の10年さいたま」が主催(共催:和光市NPO行政連絡調整会議)し、和光市、同市教育委員会、埼玉県教育委員会が後援した。
「協働と学びで拓く未来」会場の様子 開催挨拶の後、埼玉県NPO協働提案推進事業審査評価委員会委員の望月泰宏氏(特定非営利活動法人フリースクールむさしの学園代表理事)はこのフォーラムが県の「NPOと市町村との協働アイデア提案会」によって実現した経緯と協働のあり方について述べた。
次に、「持続可能な開発のための教育の10年」として埼玉県立高校の教員の経験もある東海学園大学准教授浅川和也氏(持続可能な開発のための教育の10年推進会議理事)が「持続可能な開発のための教育の10年」の経緯と教育とNPO協働について述べ、「地域で持続可能なつながりをつくろう」として持続可能な開発のための教育の10年さいたま代表長岡素彦が地域・行政・学校の協働の事例と持続可能なつながりについて語った。
そして、「埼玉県の協働施策と教育」として県NPO活動推進課の小野徹生氏は県の協働施策を紹介すると同時に高校教員としての実践事例を述べ、市内市民活動・ボランティア学習団体事例「身近な自然に触れ合う活動と持続可能な社会」を特定非営利活動法人緑と湧水と流れの会の高橋勝緒氏が持続可能性の科学的基礎から説き起こし、同会の市民や学校とともに行っている身近な自然に触れ合う活動の意義について語った。
特定非営利活動法人緑と湧水と流れの会の高橋勝緒氏 最後に、「県立和光国際高等学校内の事例」として同校の冨士田浩之教諭、只野智子教諭、杉本範雄教諭(現埼玉県立上尾橘高等学校)がインターネットなどを使って海外と交流するアイアーン(iEARN)の活動と学校との関係の持ち方などを語った。アイアーンは「インターネットなどのICT(情報コミユニケーション技術)を活用し、世界の学校・子どもたちが、オンラインによる交流や協働学習により、国際的なプロジェクト学習」(JEARNサイト)であり、同教諭らはここの教育活動をすすめている。
「世界に目を向けよう~今、私たちにできること」として和光市立第二中学校の三浦直行教諭の同校での実践と同教諭が中学から地域で進めている活動について述べた。これは、さいたま市立東浦和中学校、大原中学校の卒業生と生徒、地域の人々などが中心となって行われている活動で、最初は中学生が世界のこどもたちに関心を持ったことをきっかけに、「世界の現実を学習し、自分たちにできることは何かということを考える」ための学習会と実践活動を地域で15年続けている。
その後の質疑・ワークショップでも熱心な質問や討議が行われた。
今回のフォーラムはESD教育プログラムを通じて「協働と教育」や「活動の継続」と「市民の活動のつながり」について考えるものである。この点について小野氏はここでいう「協働と教育」とは「市民同士、あるいは市民と行政が、『協働』を通じて、地域課題の解決策を『教え』・『教わり』、地域社会を『一緒に育んでいく』ということなのです。」と語っている。
■持続可能な開発ための教育の10年さいたま(ESDさいたま)のプロジェクト■
持続可能な開発ための教育の10年さいたま(ESDさいたま)のプロジェクトの実施内容・予定としては3/22にESDフォーラムを開催予定です
■ESDワークショップ
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~演劇ワークショップで学ぶ~
地球とつながる身近なくらし
3月15日には「みちばた劇まつり」・路上演劇祭 川口もあります。
http://ricorico.ws/
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第1回 「食から考える持続可能な世界と地域」
2月3日(日) 13時~17時 さいたま市下落合コミュニティセンター第1会議室
講師:神直子さん(Bridge for Peace)
身近な食とアジアについて演劇的ワークショップ
さいたま市下落合コミュニティセンター JR与野駅 徒歩3分
埼玉県さいたま市中央区大字下落合1712 NW-301・401 048-
834-0570
http://www.shisetsu.city.saitama.jp/Public/PC/shisetsu2/312.html
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第2回 「木とまちについて考える」
2月16日(土) 13時~17時 かわぐち市民パートナーステーション多目的室
講師:竹森茂子さん(演劇ワークショップファシリテータ)
体を動かすことで新たな発見をする。
「木」の気持ちになることで森林の現状等を体感する。
かわぐち市民パートナーステーション JR川口駅 徒歩2分
埼玉県川口市川口1-1-1 キュポ・ラ本館棟M4階 048-227-7633
http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/ctg/16579999/16579999.html
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第3回 「アジアの環境教材と日本のくらし」仮称
2月23日(土)13時~17時 かわぐち市民パートナーステーション多目的室
講師 ACCU 財団法人ユネスコアジア文化センター
・アジア地域の環境教育パッケージ教材 PLANETの紹介
・パッケージ教材をもとに演劇ワークショップ
かわぐち市民パートナーステーション JR川口駅 徒歩2分
埼玉県川口市川口1-1-1 キュポ・ラ本館棟M4階 048-227-7633
http://www.city.kawaguchi.saitama.jp/ctg/16579999/16579999.html
*参加費:1回500円(保険代・資料代)
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■進行役、講師:
〔第1回〕神直子さん
〔第2回〕竹森茂子さん(ワークショップファシリテーター)
〔第3回〕ACCU 財団法人ユネスコアジア文化センター
■対象:地球とつながる身近なくらしのことに関心のある個人、NPO法人、任意団体、ボランティア団体
ワークショップ形式で自然・国際・環境・くらしのテーマについて理解を深める体験型講座です。からだを使いながら自己表現する「演劇的手法」を通じ自分と問題を結びつけることで、新たな気づきがあるかもしれません!演劇経験や知識がなくてもOKなので、一緒に楽しい時間を過ごしませんか?
主催 ピープルズシアターリコリコ
共催 持続可能な開発のための教育の10年さいたま
協力 ESD学校教育研究会
後援 ACCU 財団法人ユネスコアジア文化センター (予定)
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これらのワークショップは、平成19年度「まちづくり市民財団「まちづくり人」応援助成金」の助成を受けています。
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■ お問い合わせ・参加申し込み方法 ■
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(1)「参加希望ワークショップ名」(2)「氏名(ふりがな)」
(3)「住所」(4)「TEL」(5)「E-mail」
(6)「ひとこと」を明記の上、
以下のFAX、E-mail、WEB のいずれかにてお申し込みください。
※単発参加の場合は(7)「参加希望日」も明記してください。
ピープルズシアター・リコリコ 担当:尾上、長岡
URL:http://ricorico.ws/
E-mail:[email protected]
FAX:048-834-2052
TEL:080-3469-9182
※いただいた個人情報は、当該講座の連絡のほか、リコリコの
活動のご案内などを主な目的として使用します。
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■ ピープルズシアター・リコリコとは?
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困りごとを解決するために話し合いをすることは、あちらこちらでされています。ただ、一つ一つの課題は見えるのだけど、その背景、関係、つながりが「見えづらい」、そして、伝えたいけど「伝わらない」という悩みがありました。
そこで、私たちは「演劇的手法×まちづくり」ってどうだろう。
そんな風に思い始めました。演劇的手法の得意技は「まちづくり」が「物語」になること。自分の、社会の課題を「物語」にする。
だから、見える。だから、伝わる。
リコリコは、演劇的手法を使った社会参加の方法、「ピープルズシアター」を広げる活動を行っています。からだを動かし感じることで、ことばでわかりづらかったことがわかるようになる。いろんなことを演劇的手法でやってみたいと思っています。ちなみに、「リコリコ」は、スペイン語の「リコ(=おいしい)」が2つ。ちょっとおいしく演劇的手法しませんか?って言う意味なのです。いつでもメンバー募集中です!
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■ESD-J全国ミーティング2008
今年は2日間に時間枠を拡大し、ESDに関する国内外の動き、ESD-Jの取り組み、会員の皆さんによる全国各地の動きを共有する時間をたっぷり用意しました。また2日目には、ESDの中身を議論する「ESD研究会」も開催します。
日時:3月8日(土)13:30~18:00(18:30~交流会)-9日(日)10:00~16:30
会場:立教大学 7号館
「ESDの今を共有し、これからを議論する場」として毎年開催しているESD-J全国ミーティング。今年は2日間に時間枠を拡大し、ESDに関する国内外の動き、ESD-Jの取り組み、会員の皆さんによる全国各地の動きを共有する時間をたっぷり用意しました。また2日目には、ESDの中身を議論する「ESD研究会」も開催します。
参加のお申し込みは、1月中旬に改めてご案内いたします。ぜひ、全国ミーティングへ参加いただき、ESDのこれからを共につくっていきましょう!
<開催概要>
◆日時:3月8日(土)13:30~18:00(18:30~交流会) 9日(日)10:00~16:30
◆会場:立教大学 7号館 (アクセスマップ)
◆参加費:2日間参加:5,000円(会員/学生:2,000円)
1日のみ参加:3,000円(会員/学生:1000円)
◆申し込み:1月中旬より開始予定
◆スケジュール(予定):
3月8日(土)
1.全体会 「ESDの今とこれからを知る」
◆世界のESDはどう動いているのか?(中間年に向けた動き)
◆日本政府のESD推進方策とは?(円卓会議、各省の施策)
◆地域で動くESD、大学が取り組むESD
◆ESD-Jの中期戦略と2008年度に目指すもの
◆ESD研究会に向けて ~各セッションからの問題提起~
2.分科会 「各地・各分野のESDを共有しよう!」(発表団体近日公募予定)
3.交流会
3月9日(日)
4. 5つのESD研究会 「ESDのこれからを議論する」
セッション1:地域でESDを促進する「しくみ」とは?
セッション2:都市と農村とESD、食と農を切り口に
セッション3:学校でのESD実践、ESD教材
セッション4:ESDを進めるコーディネーターとその養成
セッション5:アジア各国のESD実践共有とネットワーク形成
5.全体会 5つの「ESDのこれから」を話し合う
詳細
http://www.esd-j.org/archives/000605.html#more
■ESD国連持続可能な開発のための教育の10年ブロジェクトインターンシップ
学生インターン募集
インターンシップ体験者募集
ESD国連持続可能な開発のための教育の10年ブロジェクトでインターンシップや1日インターンシップ体験を行う学生を募集しています。
仕事は、資料作成、イベント企画立案・運営、説明などですが、インターンシップ・教育計画を日数に応じて作成してスキル・キャリア形成に結びつけます。
期 間 2007年10月15日(月)~2008年1月31日(木)
期間内の本人が希望する日の午後(13時~17時)
場 所 鶴ヶ島市 市民活動推進センター
さいたま市 シーノ大宮(不定期)
イベント会場など
内 容 資料作成、イベント企画立案・運営、説明
インターンシップ・教育計画は日数に応じて作成しますが、
1日の場合はインターンシップ体験となります。
資 格 学生で面接の上、条件、インターンシップの契約に同意する者。
本人が希望する日の午後(13時~17時)は確実に参加できる者。
連絡先 持続可能な開発ための教育の10年さいたま(ESDさいたま)、
〒350-1174 川越市かすみ野2―8―4
fax:049-233-0402
e-mail:[email protected]
URL :http://esd.weblogs.jp/
以下申込フォーム-----(携帯メール可)----------
●氏名:
●メールアドレス:
携帯メール :
*電話番号 :
携帯電話番号:
*学校名・学年 :
*志望動機など :
●については、必ずご記入下さい。
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持続可能な開発のための教育の10年さいたま(ESDさいたま)
〒350-1174 川越市かすみ野2-8-4
TEL 049-257-9000 FAX 049-233-0402 [email protected]
『こどもと地球の平和な未来のための教育』 http://esd.weblogs.jp/
2006年版 持続可能な開発のための教育10年さいたまレポート
http://esd.weblogs.jp/esd_/2007/04/esd_9b82.html
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