(仮称)ESD授業デザインハンドブック
ESD授業デザインハンドブック「ESD・未来をつくる授業・実践」(仮称)のプロジェクトを開始します。
ESD学校教育研究会は学校教育でESDをすすめるための研究会で教諭・教員、大学教員と市民を中心につくられ、ESD授業デザインプロジェクトとして教員の研究会・学会・団体・大学などと協働で教員の場づくり、教材開発、そして進め方の検討などを行っています。
内容は授業実践の「公開研究会・授業デザインフェスタ」の成果を授業や学校づくりの生かすもので、その成果を年報「ESD授業デザイン」にまとめています。また、「ESDカリキュラム・学習計画検討会」を行い、全体計画や学校での進め方の検討を行っています。
これらは学校教育だけでなく持続可能な社会づくりに寄与するものなっています。
今回のESD授業デザインハンドブック「ESD・未来をつくる授業・実践」(仮称)は、これらの実績を踏まえて、児童・生徒の未来のために多くの教師達が行っている授業・実践を「ESD・未来をつくる授業・実践」として紹介し、児童・生徒の未来と社会・世界の未来をつくるための授業・実践を支援するものです。ESDを「学校の教育課程に位置づけて研究実践している学校」ばかりでなく、「ボトムアップでESDなどに可能性を見出す教員」に役立つことを目的としています。
2010年は、このESD授業デザインハンドブック「ESD・未来をつくる授業・実践」(仮称)の公開検討と作成を行います。
1章「ESD・未来をつくる授業・実践とは」
2章「育みたい力と学習全体計画」
3章「授業・実践と出前授業」〔当公開研究会・共催の研究会での授業研究・他より〕
例)小学校で英語の時間をするなら多文化理解・他者理解、そして、クラスづくりへ
中学校の社会科の歴史・地理・公民横断のESD授業、生徒の自分史とつなげて
高校での教科横断の環境教育・福祉教育・人権教育などを含めたESD授業
4章「総合的学習の時間」
5章「ボランティア・キャリア」 インターンシップ・まち育て・シティズンシップ
6章「特別活動・生活指導・進路指導、道徳、他」
7章「支援機関とプログラム、研修」
ESD学校教育研究会
350-1174 埼玉県川越市かすみ野2-8-4
持続可能な開発のための教育の10年さいたま内