8月6日(土)、7日(日)に東日本大震災以降の教育・ESD関するセッションをESD学校教育研究会が第29回開発教育全国研究集会で行います。
◆8月6日(土) 実践フォーラム 自主ラウンドテーブル
東日本大震災以降の教育・ESD・開発教育
実践者:陣内雄次・長岡素彦・松田剛史(ESD学校教育研究会)
東日本大震災以降の社会では、今までの持続不可能な社会のあり方が問われるこ とになり、この事態に対して様々な立場の人々や教育が多様な活動をしていま す。このセッションでは総会の「開発教育の役割と課題~東日本大震災を受け て」を受けて、教育、ESD、開発教育、まちづくり教育、各教育はこの事態にど う立ち向かうのか、そして、今後の社会を教育としてどうするのかを参加者と論 議したいと思います。具体的には、開発教育についてはD-netの松田剛史氏(当 研究会員)、まちづくり教育については宇都宮大学教授の陣内雄次氏(当研究会 員)、ESDについては長岡素彦(他にも予定)が現行の学校のカリキュラム、指 導要領の中で学校教育でどのようにできるか、学校と地域が学び合う事で社会を どう変えられるかを提起し、論議したいと思います。
◆8月7日(日) 研究フォーラム 実践・研究報告
東日本大震災以降の社会のためのESD~「情報力」「調査力」「社会構想力」
発表者:長岡素彦(ESD学校教育研究会・iSPP情報支援プロボノ・プラットフォーム会員)
「開発教育の役割と課題~東日本大震災を受けて」を受けて、これから必要とされる学習と実践について今までのESDの研究・実践内容を提示し、参加者と検討したいと思います。
東日本大震災では、ネットを主とした情報環境が力を発揮し、発表や報道をどのように読み解くかが重要であり、メディアリテラシーやICTリテラシーを含めた「情報力」が重要となってきます。また、自然、災害、原発など被害の正確な知識やそれを検証する「調査力」が重要となってきます。そして、何よりも、今回の震災で今後の社会をどのようにしていくがをみんなで考えるための学習と行動のための「社会構想力」が重要となってきます。
ここでは、今まで持続可能な社会構築のためにESDとして養いたい力として、東日本大震災以降の社会でますます必要となる「情報力」、「調査力」、「社会構想力」に絞って論議したいと思います。
第29回開発教育全国研究集会「オルタナティブな教育と開発教育」
http://www.dear.or.jp/zenken2011/index.html
日程:2011年8月6日(土)、7日(日) 会場:JICA地球ひろば
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