私たちは震災前から持続可能な地域づくりやESD(持続可能な開発のための教育)について研究し実践するなかで、震災後も宮城と岩手で「ESDと復興」というプロジェクトを立てて、フォーラムやスタディツアーを行ってきました。
昨年の『ESD いわてミーティング「復興とESD」』に続いて、今回は2015年3月に仙台で行われる「国連防災世界会議」を受けて、「三陸復興」「持続可能な開発のための教育(ESD)」をキーワードに、震災復興の支援体験から学んだことを、教育や防災、そして復興にどう活かしていくのかを考えます。もちろん、世界防災会議とESD世界会議の報告も行います。
これらの活動を通して、私たちはESD地域ミーティングを行い、ESD世界会議に地域の意見を反映すべく活動してきました。さらに、日本の市民・CSO(JCC2015)として国連防災世界会議にも意見を反映していく活動を行っています。
今回は、これからの復興をESDでどう進めていくかを参加者の皆様と一緒に考えたいと思います。どうぞご参加下さい。申し込み不必要、参加無料です。
記
■日時 2015年3月19日(木) 18:00-20:00
■場所 岩手大学教育学部 E22教室
■報告1
18:00 「三陸復興と防災・ESD・教育」 梶原昌五(岩手大学地域防災研究センター、岩手大学
三陸水産研究センター、岩手大学教育学部准教授)
18:10 「仮設住宅調査から見る復興のきざし」 高松洋子(岩手大学三陸復興推進機構研究員)
18:30 「現場から」
黒澤克行氏(岩手県立大槌高等学校用務員 山田町船越小学校元PTA会長)
高橋辰昇氏(特定非営利活動法人三陸産業復興支援代表理事)
■報告2
19:10 「世界防災会議とESD世界会議とこれから」 長岡素彦氏(一般社団法人地域連携プラットフォーム共同代表)
■ワークショップ
19:20 「これからを考える」 参加者で論議
20:00 終了
■主催 岩手大学教育学部梶原研究室、一般社団法人地域連携プラットフォーム
■共催 岩手大学地域防災研究センター、ESD学校教育研究会
■連絡先 梶原昌五([email protected])
以上。
※なお、3/15には、「ESD・教育と防災・復興(仙台)」が市民防災世界会議の一環として、People’s Pavilionセミナーハウスで開催されます。
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